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オクラを購入して冷蔵庫に入れておいたら、いつの間にか表面に黒い斑点ができていたり、全体的に黒ずんでしまった経験はありませんか?「これってまだ食べられるの?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オクラが黒くなる原因から食べられるかどうかの判断基準、そして黒くならないための保存方法まで、オクラの黒ずみに関する疑問を徹底的に解説します。
オクラが黒くなる主な原因

オクラの表面に黒い斑点ができたり、全体が黒ずんでしまう原因はいくつかあります。
低温障害
オクラはアフリカ原産の暖かい地域で育つ野菜であるため、低温に弱いという特徴があります。5℃以下の環境に置かれると低温障害を起こし、表面が黒く変色することがあります。
家庭用冷蔵庫の野菜室は3〜8℃に設定されていることが多いため、オクラをそのまま野菜室に入れると低温障害を起こしやすくなります。
酸化
オクラには鉄分が含まれており、収穫時や流通過程でついた傷が空気に触れることで酸化が起こり、黒い斑点ができることがあります。これは鉄が錆びるのと同じ現象で、茶色っぽく変色することもあります。
黒斑病
オクラは収穫後に「黒斑病」という病気にかかることがあります。黒斑病は糸状菌(カビ)によって発症する病気で、収穫時には症状が見られなくても、流通過程や購入後に発症することがあります。
黒斑病にかかると、オクラの表面に小さな黒い斑点ができ始め、時間の経過とともに斑点が大きくなっていきます。
黒カビ
オクラの表面には細かい産毛が生えており、その間に水分が溜まることでカビが生えやすくなります。黒カビが生えると、表面に黒い斑点ができたり、斑点が密集して黒く変色したように見えることがあります。
黒くなったオクラは食べられる?
オクラに黒い斑点ができていても、すべてのケースで食べられないわけではありません。原因によって食べられるかどうかが変わってきます。
酸化による黒い斑点は食べられる
酸化によって表面に黒い斑点ができているオクラは、異臭がするなど腐敗の兆候がなければ食べても問題ありません。ただし、鮮度が落ちている状態なので、食感や風味は新鮮なオクラより劣ることがあります。
見た目が気になる場合は、変色している部分をカットして調理するとよいでしょう。
低温障害による黒ずみも食べられる
低温障害によって黒くなったオクラも、他に腐敗の兆候がなければ食べることができます。表面だけが黒くなっている場合は安心して食べられますが、中身まで黒く変色している場合は腐敗が進んでいる可能性があるので注意が必要です。
黒斑病のオクラも基本的には食べられる
黒斑病にかかって黒い斑点ができているオクラも、基本的には食べることができます。黒斑病は野菜がかかる病気であり、人体に影響はないとされています。
ただし、小さなお子様や高齢者が食べる場合や、心配な方は斑点部分を取り除くか、破棄するのが無難です。
黒カビは食べられない
黒カビが生えているオクラは食べることができません。カビはカビ毒を発生させ、食べると下痢や嘔吐などの症状が出ることがあります。カビ毒は加熱しても分解されないため、カビが生えている場合は破棄しましょう。
腐敗したオクラの特徴

オクラが腐敗しているかどうかを判断するには、以下のポイントをチェックしましょう。
見た目
- 溶け出している部分がある
- 茶色い液体が出ている
- 全体的に黒や茶色く変色している
このような特徴がある場合は腐敗している可能性が高いので破棄しましょう。
臭いや味
- 酸っぱい匂いがする
- 生ゴミのような臭いがする
- カビ臭さがある
異臭がする場合は腐敗やカビが発生している可能性があるため、食べない方が安全です。
触感
- ぶにょぶにょしていて柔らかい
- 表面にぬめりがある
オクラは元々切ると中からぬめりが出ますが、切っていないのに表面にぬめりが出ている場合は腐敗のサインです。また、触っただけで指の跡が残るほど柔らかくなっている場合も食べない方が良いでしょう。
オクラの正しい保存方法
オクラを黒くならないように、また長持ちさせるために、正しい保存方法を押さえておきましょう。
冷蔵保存
オクラは高温に弱いため、すぐに使わない場合は冷蔵保存が基本です。ただし、低温障害を防ぐための工夫が必要です。
生のまま丸ごと(3〜4日)
- オクラがお互いに触れないようにキッチンペーパーで包む
- ポリ袋に入れて野菜室で保存する
- 保存期間は3〜4日程度
瓶に水を入れて保存(1週間)
- 瓶に少量の水(オクラの先が浸かる程度)を入れる
- 産毛を取ったオクラを下向き(ヘタの部分が下になるように)に入れる
- ラップをかけて輪ゴムで止め、冷蔵室で保存する
- 2日に1回程度水を入れ替える
- 保存期間は1週間程度
冷凍保存
オクラは冷凍保存に向いている野菜です。冷凍することで1ヶ月程度保存することができます。
生のまま丸ごと冷凍(1ヶ月)
- 産毛を取り除き、水洗いする
- 水気をしっかり拭き取る
- 冷凍用チャック付きビニール袋に入れて空気を抜く
- オクラが重ならないように一列に並べて冷凍する
- 使うときは半解凍の状態で切ると扱いやすい
茹でてから冷凍(1ヶ月)
- 産毛を取り除き、かためにさっと茹でる
- 冷ましてから水気をしっかり拭き取る
- 冷凍用チャック付きビニール袋に入れて空気を抜く
- 丸ごとでも、小口切りにしても保存可能
- 使うときは自然解凍するか、そのまま料理に加える
新鮮なオクラの選び方

オクラを購入する際は、以下のポイントをチェックして新鮮なものを選びましょう。
- 青々としていて色鮮やかなもの
- ヘタの切り口がみずみずしいもの
- 適度な太さのもの(太すぎると苦みが強くなる)
- ガクにとげがあるもの
- 産毛がびっしりと覆われているもの
- すじが白いもの
- 角がはっきりしたもの
新鮮なオクラを選ぶことで、黒ずみを防ぎ、より長く美味しく食べることができます。
まとめ:ファスティングとオクラの活用法
オクラは食物繊維やムチンが豊富で、ファスティング中や回復食としても優れた野菜です。ファスティング後の回復食として、酵素が生きた状態の新鮮なオクラを取り入れることで、消化器官への負担を軽減しながら栄養を補給できます。
黒ずみのないオクラを選び、適切に保存することで、ファスティング時の酵素ドリンクに加えたり、ファスティング明けの回復食として活用したりできます。特に冷凍保存したオクラをスムージーに加えると、ネバネバ成分が胃腸の粘膜を保護し、デトックス効果をサポートします。
ファスティングの準備段階でも、オクラを使った軽い食事は腸内環境を整えるのに役立ちます。表面が黒くなっていても、中身が新鮮であれば十分に栄養価は保たれているので、ファスティングのプログラムに取り入れる際は、この記事を参考に適切な状態のオクラを選んでくださいね。
オクラのムチン成分は胃腸の粘膜を保護し、食物繊維は腸内環境を整えるため、断食後の回復にぴったりの食材です。健やかなデトックスライフをオクラとともに始めてみましょう。
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