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きのこは栄養がたっぷり含まれているにもかかわらず低カロリーで、さまざまな料理に活用できることから食卓でも人気者！
食用きのことして出回るきのこは下記のとおりたくさんありますが、なかでも腐りやすいのは「舞茸(まいたけ)」です。
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まいたけ
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えのき
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しいたけ
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しめじ
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えりんぎ
舞茸は水分が多くやわらかいきのこなので、水っぽくなりやすく、腐りやすいのが特徴。
では、「水っぽい舞茸は食べてはいけないのか？」というと、「基本的には食べてはいけない」というのが答えです。
とはいえ水っぽい舞茸がかならずしも腐っているわけではなく、食べても問題ないケースもあります。
ただし水っぽい舞茸は少なくとも、腐る一歩手前のサインであり、腐っている真っ最中であるとも考えられるというところ。
この記事では、腐った舞茸の見分け方や特徴、正しい保存方法、新鮮な舞茸の選び方を詳しくご紹介します！
舞茸が水っぽい！腐ってる？見分け方を解説
水っぽい舞茸が絶対に腐っているとは言えませんが、食べないことを強くおすすめします。
どうしても「問題ないかもしれないなら、捨てたくない！」というときには、下記のような要素がないか確認してみてください。
腐った舞茸の特徴①：においがすっぱい
すっぱいにおいや発酵臭がしたら、腐っている可能性が高いです。
カビている場合には、カビ独特のいやなにおいがします。
舞茸はにおいが独特なので分かりにくいかもしれませんが、直感的にイヤなにおいだと思ったら腐敗のにおいかもしれません。
腐った舞茸の特徴②：ぬめりがある
舞茸はくさると水分とともにぬめりが出てきて、独特のコリっとした食感も失われます。
形が崩れていると感じるものも、腐敗の特徴です。
新鮮な舞茸は、手で触っても崩れずに、しっかりとした感触があります。
しんなりとしていて触るとすぐに崩れてしまうようであれば、腐っているので食べてはいけません。
腐った舞茸の特徴③：変色している
黒ずみや黄ばみがあるときには、腐ってる可能性があるので食べるのはやめておきましょう。
新鮮な舞茸は形がしっかりしていて、色は薄い茶色か白色をしています。
ただし舞茸には白い綿のような菌糸がつくことがあり、これは舞茸であればおかしなことではないので、これは問題ありません。
気になる場合にはキッチンペーパーなどで拭き取ってから料理しましょう。
とはいえ全てが問題のない金糸とは限らないので、においや見た目、ぬめりの有無など他の要素とも合わせて確認してくださいね。
水っぽく腐った舞茸を食べるとどうなる？
水っぽく腐った舞茸を食べてしまった場合、食中毒や消化不良などを起こす可能性があります。
舞茸は生のまま食べてはいけないきのことしても有名ですが、腐った舞茸を食べた場合にも同様に症状が出るかもしれません。
具体的には腹痛や下痢、嘔吐、発熱、口のなかのイガイガ感などがあげられます。
舞茸には毒素や細菌が多く含まれていることがあるため、新鮮なものでも食べるときにはしっかりと加熱するのは鉄則です。
腐っている可能性があるものや、カビが生えているものは絶対に食べないようにしましょう。
舞茸が水っぽくなる原因とは？
舞茸が水っぽくなり腐敗する原因としては、下記が考えられます。
舞茸が水っぽくなる原因①：湿気が高い
冷蔵庫内など保存している場所の湿気が高いと、舞茸が湿気を吸ってしまい腐る原因になります。特にビニールやラップなどで包んで密閉していると水分がこもるため、舞茸の呼吸をはばんでしまい、劣化も進んでしまいます。
舞茸が水っぽくなる原因②：洗って保存した
きのこは洗わずに保存するのが鉄則です。
洗うと栄養素が抜け出てしまうだけでなく、いたみを早めてしまいます。
食べる前にも水で洗う必要がないと言われているほど、きのこは洗浄と相性が悪いです。
舞茸が水っぽくなる原因③：長期保存した
舞茸などきのこ類は、鮮度がとても重要です。
劣化が早いものなので、賞味期限は長くても3日間。
4日以上保存してしまった舞茸は、水っぽく腐り始めてしまっていても不思議ではありません。
舞茸は腐りやすい！正しい保存方法
舞茸は腐りやすいからこそ、長持ちさせる保存方法をおさえておきましょう。
舞茸の保存方法：冷蔵保存が基本
舞茸は常温保存は厳禁です。
購入後はすぐにパックから出して、湿気防止のためにキッチンペーパーで包みましょう。
保存袋に入れて、温度の低い野菜室で保存しておくのがおすすめです。
舞茸の保存方法：長期保存なら冷凍
どうしてもすぐに食べきれないのであれば、冷凍保存をすることで最長1ヶ月ほどもたせることができます。
冷凍前には舞茸を食べやすい大きさに小分けにしてほぐし、密封袋に入れましょう。
冷凍した舞茸は、解凍せずにそのまま料理に入れて使えます。
電子レンジなどで解凍すると水分が出て、舞茸特有のコリコリとした食感がなくなってしまうのでおすすめしません。
水っぽい舞茸はNG！新鮮な舞茸の選び方
そもそも舞茸を選ぶ時点で、新鮮なものを見分けて購入することが大切です。
水滴がついていないこと、というのはもちろん、ほかにも下記のようなポイントで見分けます。
新鮮な舞茸のポイント：香りが高い
舞茸には独特な香りがあり、強いほど新鮮です。
根本的に舞茸の香りを知っておく必要がありますが、腐敗したにおいや酸っぱいにおいがするものは舞茸の香りではありません。
新鮮な舞茸のポイント：ハリがある
触った時にしゃきっとした感覚があり、パキッと折れてしまいそうなハリがあるなら新鮮です。
一方で、触っただけで崩れてしまったり、傘が大きくなりすぎているものは腐っているか古い可能性が高いので注意。
新鮮な舞茸のポイント：色が濃い
色が濃く光沢がある舞茸は新鮮な証拠です。
軸の部分は白く、傘は肉厚なものを選ぶのがおすすめ。
舞茸の栄養素が補給できる他の食材とは？
舞茸にはビタミンBやビタミンD、食物繊維、ナイアシン、βグルカン、カリウムなど栄養素が豊富です。
もし舞茸がいたんでおり代用したいのであれば、しめじやエリンギ、まつたけ、えのきなどのきのこで代用するのがおすすめ。
あるいは、きのこ以外にも下記のような食材であれば、舞茸のかわりに栄養を補給できるうえに保存期間も長くできるはずです。
舞茸の代用例：切り干し大根
食物繊維、カリウム、カルシウムが豊富で、保存がきくので便利です。
もどすだけで食べられ、サラダや煮物などさまざまな料理に応用できます。
もどしすぎるとべちゃつくので注意。
舞茸の代用例：海藻類
食物繊維、ミネラル、カリウム、ヨウ素などの栄養価が高いです。
カロリーも低く、サラダや味噌汁などに使い回しがききます。
ただし、塩分が多くなりがちなので、必要に応じて塩抜きをしましょう。
舞茸の代用例：アボカド
食物繊維、カリウム、ビタミンE、良質な脂質が豊富です。
クリーミーな食感な点は舞茸とは違いますが、腸活や免疫力アップの効果も。
カロリーはやや高めなので食べ過ぎには注意ですが、良質な食材でダイエットをしたいときにはおすすめです。
【まとめ】舞茸が水っぽいのは腐ってるかも！食中毒に気をつけて
舞茸は水っぽいものは腐っている可能性が高いので、食べると食中毒を起こす危険があります。
そもそも保存期間の短い食材であることをおさえ、購入したらすぐに食べ切ってしまうか、冷凍保存をしましょう。
舞茸は栄養素が高くカロリーは低いためダイエット食にも適していますが、腐りやすいため食べ続けるには頻繁にスーパーに通わなければいけませんね。
食中毒や手間を気にせず、でも栄養をバランスよくとりながらダイエットをするのが目的なら、ファスティングドリンクを活用するのもおすすめです。
ファスティングドリンクが太りにくく痩せやすい身体の基礎を作れる理由は、下記の記事で詳しくご紹介しています。
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Yuzu
管理栄養士Yuzu。管理栄養士資格第242047号。 2019年5月に管理栄養士の資格を取得。腸を健康にする美味しい食事を広めるべく、酵素ドリンクRESETで、1万人以上をサポート。 https://reset-fasting.jp/ , https://www.instagram.com/reset_dining/
